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平成30年、北海道ロングキャンプツーリングレポート!= P06 =

 

2018年(平成30年)北海道旅行の日程表! HOME


=01P=
◇ 5月8日(火曜日) ◇ 5月9日(水曜日) ◇ 5月10日(木曜日)
・・⇒ 出発〜大洗〜フェリー〜苫小牧 ・・⇒ 鵡川〜二風谷〜占冠 ・・⇒ かなやま湖〜富良野〜美瑛〜浦臼
(フェリー:船中泊) (道の駅:しむかっぷ泊) (道の駅:つるぬま泊)

=02P=
◇ 5月11日(金曜日) ◇ 5月12日(土曜日) ◇ 5月13日(日曜日)
・・⇒ 旭山動物園〜秩父別〜幌加内 ・・⇒ 美深〜音威子府〜猿払 ・・⇒ 宗谷岬〜大沼〜稚内
(道の駅:森と湖の里ほろかない泊) (道の駅:さるふつ公園泊) (道の駅:わっかない泊)

=03P=
◇ 5月14日(月曜日) ◇ 5月15日(火曜日) ◇ 5月16日(水曜日)
・・⇒ 礼文島〜利尻島 ・・⇒ 利尻島〜稚内〜天塩 ・・⇒ 幌延〜サロベツ原野〜豊富〜中川
(利尻島:沓形港フェリーターミナル泊) (天塩町鏡沼公園キャンプ場:泊) (道の駅:なかがわ泊)

=04P=  
◇ 5月17日(木曜日 ◇ 5月18日(金曜日) ◇ 5月19日(土曜日)
・・⇒ 遠別〜羽幌〜苫前〜黄金岬〜北竜 ・・⇒ 神居古潭〜旭川 ・・⇒ 旭川〜旭川のショー・紋別道〜上湧別
(道の駅:サンフラワー北竜泊) (旭川市21世紀の森キャンプ場:泊) (道の駅:かみゆうべつ温泉:泊)

=05P=
◇ 5月20日(日曜日) ◇ 5月21日(月曜日) ◇ 5月22日(火曜日)
・・⇒ サロマ湖〜能取湖〜網走湖 ・・⇒ 東藻琴〜斜里〜知床〜清里 ・・⇒ 屈斜路湖〜摩周湖〜塘路湖〜鶴居
(網走湖・女満別湖畔キャンプ場:泊) (道の駅:パパスランド・さっつる泊) (つるいキャンプ場:泊)

=06P= ※ 現在、このページを開いてます。
◇ 5月23日(水曜日) ◇ 5月24日(木曜日) ◇ 5月25日(金曜日)
・・⇒ 阿寒湖〜オンネトー〜足寄〜本別 ・・⇒ 糠平湖〜三国峠〜層雲峡〜旭川 ・・⇒ 深川・留萌道〜増毛〜厚田〜新篠津
(道の駅:ステラ★ほんべつ泊) (旭川市21世紀の森キャンプ場:泊) (道の駅:しんしのつ泊)

=07P=
◇ 5月26日(土曜日) ◇ 5月27日(日曜日) ◇ 5月28日(月曜日)
・・⇒ 札幌〜小樽〜余市 ・・⇒ 積丹岬〜神威岬〜岩内 ・・⇒ 寿都〜島牧〜瀬棚〜奥尻島
(道の駅:スペース・アップルよいち泊) (道の駅:いわない泊) (奥尻島:北追岬公園キャンプ場泊)

=08P=
◇ 5月29日(火曜日) ◇ 5月30日(水曜日) ◇ 5月31日(木曜日)
・・⇒ 奥尻島〜江差〜厚沢部 ・・⇒ 江差〜松前 ・・⇒ 福島〜木古内〜七飯
(道の駅:あっさぶ泊) (道の駅:北前船松前泊) (道の駅:なないろ・ななえ泊)

=09P=  
◇ 6月1日(金曜日) ◇ 6月2日(土曜日) ◇ 6月3日(日曜日)
・・⇒ 函館〜恵山 ・・⇒ 鹿部〜大沼〜森 ・・⇒ 落部〜長万部〜豊浦
(函館市海浜公園キャンプ場:泊) (道の駅:You・遊・もり泊) (道の駅:とようら泊)

=10P=
◇ 6月4日(月曜日) ◇ 6月5日(火曜日) ◇ 6月6日(水曜日)
・・⇒ 洞爺湖〜伊達〜室蘭〜登別〜樽前 ・・⇒ 支笏湖〜道東道〜帯広道〜中札内 ・・⇒ 札内川園地キャンプ場
(道央自動車道:樽前SA泊) (道の駅:なかさつない泊) (札内川園地キャンプ場:泊)

=11P=  
◇ 6月7日(木曜日) ◇ 6月8日(金曜日) ◇ 6月9日(土曜日)〜10日(日曜日)
・・⇒ 広尾〜襟裳岬〜浦河〜新ひだか ・・⇒ 絵笛〜新ひだか〜日高〜新冠 ・・⇒ 鵡川〜苫小牧〜大洗〜自宅
(道の駅:みついし泊) (判官館森林キャンプ場:泊) (フェリー:船中泊)

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2018年(平成30年)5月23日(水曜日)の、くるま旅レポート HOME


AM08:00(鶴居村)⇒ もう一泊したい!「つるいキャンプ場」の気持ちのいい〜い朝です。

鶴居村の「つるいキャンプ場」ですが、右下の写真は茂雪裡(もせつり)川と読みます。朝、目が覚めると何時頃到着したのか分かりませんでしたが、我が家の他にキャンカーが2台同宿してました。
このキャンプ場、我が家はスタンドのお兄ちゃんに聞いて、偶然辿り着いた様なものなんですが、まぁ〜キャンカー乗りの皆さん!いい場所を良くご存じですね。

「つるいキャンプ場」を出た後、村の中心部を突っ切った先にある「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」に立ち寄ってみましたが、今はシーズンオフ?かなぁ〜!やはりここは冬がメインの施設のようでした。


AM10:00(阿寒町)⇒ 30年ぶり二度目の訪問!「阿寒湖温泉」にやってまいりました。

本日は、ここ鶴居村から30年ぶりに懐かしの阿寒湖やオンネトーの方へ行ってみようと思っているんですが、地図を見ると道道1093号が近道の様です。
ですが、この道はどうやらオフロードのようなので、このルートを使っても時間的にそんなに早くはないと思いますし、そんなにこの車も丈夫ではありません。
車が壊れてもいけないので、少し遠回りですが一旦国道274号に戻り、徹別の交差点で国道240号(まりも国道)を右折して「阿寒湖」を目指そうと思います。
このルート、正面に雄阿寒岳が正面に見えてくると摩周湖方面からこちらに向かってくる国道241号(阿寒横断道路)が右から合流してきますので、ここからはもう「阿寒湖」まで一息です。

「阿寒湖」へやって来ましたが、ウィークデイの朝早い時間ということもあり、観光客はまだ少ないです。
温泉街や湖畔の風景は、右の写真の30年前と余り変わらないように思いますが、駐車場も商店街もガラガラでした。
 

温泉街や湖畔をブラ〜っとした後で懐かしい「アイヌコタン」にもやって来ましたが、ここも30年前とあまり変わりがない様です。ご覧の様にこちらもガラガラに空いていて、左上の写真でカミさんが立っているメインストリートの中心部に5〜6台置ける駐車場があるんですが、遠慮しないでここへ置いちゃいます。


AM11:00(阿寒町)⇒ 懐かしの「アイヌコタン」で、これまた懐かしのショーを見ます。

30年前に「ウトマンニポポの木彫り」を買ったお店に行って昔懐かしい話をしていると、以前ここに来た時にも見たアイヌ古式舞踊のショーが11時からあるというので、見学してゆくことにしました。
左下が現存するその昔のシアターで、右下の写真が現在のシアター・イコロです。


AM12:30(足寄町)⇒ ここも30年ぶり「オンネトー湯の滝」に行きます。

「アイヌコタン:イコロ」アイヌ古式舞踊のショーを見学した後、再び国道240号(まりも国道)に戻り、雌阿寒岳の裾野を回り込むように国道241号(足寄国道)を左折します。
深い原生林の中を行く国道241号(足寄国道)を6〜7キロ走ると「オンネトー ⇒」の案内標識があります。ここを左折すると、道道664号になりますが、この道は多分?旧国道の241号ではないかと思います。
左手に雌阿寒温泉や景勝のオンネトー湖を見ながらのルートですが、舗装はされていますが狭いのでよそ見や対向車には注意が必要です。

景勝の地ですから、脇見運転や写真を撮りながら運転は危ないので、途中にある撮影スポットで休憩しましょう。

やがて、30年前にキャンプしていて怒られた「オンネトー国設野営場」前の広場に出ました。
現在でもここはバスの折り返し所になっているのかどうか分かりませんが、トイレ(バイオ)もありますし、広さも昔の10倍ぐらいに広がっています。ちょうどお昼です。用意してきた食材で、とりあえずここでお昼にします。

30年前の当時来た時は、真っ暗闇の中、ランタンをぶら下げてだいぶ長い距離を歩いた記憶がありますが、本日は明るいので楽勝ですね。「オンネトー滝の湯」 迄は、約1,6キロと書いてありますので、2〜30分の距離でしょうか、手ぬぐい一本ぶら下げて行きましょう。

林間の遊歩道は、ご覧のように幅が広いです。多分この先の施設のメンテナンスのために2トントラックぐらいは通ないといけないからでしょうが、あまり手入れはされていない様で、木の枝や石ころがゴロゴロしていて歩き難いです。

どうやら「オンネトー湯の滝」に着いたようですが、どうも変です。昔の面影がなく記憶とも全然違うんです。
苔むした岩の間を流れ落ちる姿は記憶があるんですが、その流れの下は湯舟と間違えて入ってしまうほどの池の様な所があって魚が泳いでいた筈なんです。

嘘ではない証拠に「30年前に来た時のレポート!」のリンクを張っておきますが、どうやらぶら下げて来た手ぬぐいは無駄になった様です。がっかりですが入浴出来る温泉施設は無くなってました。

左上の写真をよーくご覧下さい。見つけました。あそこです。ありました。あそこがその温泉です。
お湯が枯れたのか温度が下がったのか分かりませんが、訪れる人もなっくなって閉鎖されちゃったんですね。湯の滝を流れる水を触るとたしかに生暖かいんですが、とてもお湯とは言えない温度です。残念〜ん!(^_-)-☆
「オンネトー国設野営場」の方は、以前と変わらい佇まいですが、現在でも車両を乗り入れてのキャンプは出来ない様です。最近キャンカーが良く来るので駐車場での車中泊が可能になっているそうですが、確認した訳ではありません。
私達は、これにて「オンネトー湯の滝」を後にします。帰り道は、来た道の道道664号を戻ります。
この先は右上の写真にあるようにオフロードですが、勇気があって車と胃袋が丈夫な方はどうぞこのまま真っ直ぐ行って下さい。いずれ国道241号(足寄国道)合流する様です。


PM16:00(足寄町)⇒ 松山千春さんの故郷、足寄の街にやって来ました。

「オンネトー湯の滝」から国道241号(足寄国道)に戻り、足寄に向かって暫く走ります。
このルートの突き当りが旧足寄駅跡に建つ「道の駅:あしょろ銀河ホール21」です。先ずはここに立ち寄りますが、ここにはお楽しみ?足寄の英雄!この地出身の歌手「松山千春さんのギャラリー」があります。
ギャラリーを見学後、道の駅で買い物を済ませ、一旦道の駅を離れて町外れにある「足寄動物化石博物館」にやって来ました。ここは、JAF会員提示で小さなアンモナイトが頂けます。
素晴らしい展示内容と展示物でしたが、ここでも私達の他に観光客は誰もいませんでした。


PM17:00(本別町)⇒ 今夜は本別泊まりになりました。

先程寄った「足寄動物化石博物館」で近くにある日帰り温泉を紹介してもらったんですが、「足寄近辺には日帰り温泉が無いので、ここから15〜6キロ先の本別迄いって、本別温泉グランドホテルへ行くといいですよ〜!」って、教えてもらいました。
教えて貰った日帰り温泉に行く前に、少し本別の町を探検します。
ルート上の「道の駅:ステラ★ほんべつ」から見上げる様に一段高い丘の上にあるファミリー向けの「義経の里:本別公園」は、義経の館を中心に兜池などを配置した庭園に、つつじや桜が盛りを迎えています。
周辺にはテニスコートやパークゴルフ、キャンプ場やロッジなどもありますが、本日はもう終了している様で辺りに全く人気がありません。というよりも、アウトドアー活動はまだシーズン前!ということですね。
教えて貰った日帰り温泉は、その小高い丘を下りてそのまま街中を通り抜け、利別川を超えた先にありました。予想していた様な温泉施設ではなく「本別温泉グランドホテル」という立派なホテルでした。
ですが、ホテルの玄関とは別に日帰り温泉客専用という入り口があり、ホテルにお泊りの他のお客様に気兼ねなく利用出来る様になってますし、入浴料も¥500円とリーズナブルです。


PM16:00(本別町)⇒ 今夜は「道の駅:ステラ★ほんべつ」に、お世話になります。

道の駅に戻ると、レストランに人の気配があります。もしかして?レストランはまだやってるかな?と思ったら、案の定「CLAUSE」の表示が出てましたが、店内からは賑やかな笑い声が聞こえてきます。

本日は貸し切りで何かのイベントをやっているらしい。「道の駅:ステラ★ほんべつ」の方は、まだ開いているのでちょっと覗いてみましたが、この辺りの名産・特産品のコーナーを見ると豆の種類が豊富にありました。
この辺りの特産品はどうやら豆らしい。カミさんが「安〜い!」と、言いながら買い物カゴにポンポン入れてゆきます。私は片側¥1200円ぐらいから売っている立派な鹿の角の方が「安〜い!」と思いましたがね。
北海道では鹿の角ならここ!熊の爪ならここ!○○ならここ!というように、名産品や特産品でもお店によって得意不得意があるようです。

上の写真の旧本別駅は、かつての第三セクター北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の廃線になった駅で、跨線橋とホーム、28m の線路を修理復元されたものだそうです。
駅が町の中心にあったため、そのまま後を引き継いだ「道の駅:ステラ★ほんべつ」が、今でも町の中心にあるということです。そして、今でもバスの乗り換えステーションとしてその役割を果たしているようです。
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2018年(平成30年)5月24日(木曜日)の、くるま旅レポート HOME


AM08:00(本別町)⇒ 清々しく気持ちのいい!「道の駅:ステラ★ほんべつ」の朝です。

朝、車内で簡単な朝食をしていると、左右の駐車場の枠に車がどんどん置かれてゆきます。また、ここまで家族が送ってきたのでしょうか、駅前のロータリーで乗せてきた人を下ろして帰ってゆきます。
この道の駅に来た人達は、同じく駅前ロータリーに入ってきたバスに乗って何処かへ向かってゆきました。ここ、「道の駅:ステラ★ほんべつ」 が今でも町の中心であり、地域住民の日々の生活の中心にあるということが、廃線になった今でも変わりないようです。

上のレポートで「旧本別駅はかつての第三セクター北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の廃線になった駅で、跨線橋とホーム、28m の線路を復元されたものです。」と言いましたが、こちらの写真「100年鉄橋」もその保存された線路の一部なんだそうです。
下の写真は、土手の上に立って撮影した右向きと左向きの写真ですが、右下の線路の無い方の写真に映っている土手の先に「道の駅:ステラ★ほんべつ」があります。


AM09:00(足寄町)⇒ 写真は、「道の駅:足寄湖」です。

本日は、「足寄湖」から「糠平湖」「三国峠」を超えて「大雪湖」から「流星・銀河の滝」「層雲峡」の先のから「旭川紋別自動車道」を利用して再び旭川に戻ろうと思います。
本別町から「足寄湖」へ行くには、足寄の街へ出るよりも道道88号を利用して国道241号(足寄国道)へ出た方が、近道みたいです。
いかにも北海道の道らしく、牧場の中をどこまでも真っ直ぐに突っ切ってゆく広域農道ですが、一度しかカーブしない20キロぐらいの直線道路です。
やって来ました下の写真は「道の駅:足寄湖」なんですが、「えっ!ここ!これ!」と、カミさんと顔を見合わせてビックリしました。写真にある物置(失礼)の様な建物と広いドックランとトイレがあるだけです。

ちょうど小型犬を2匹連れてドッグランに来ていた人がいましたので、「ここは、ずいぶん質素な道の駅なんですね〜!」というと、「道の駅はあっちです!」と、一段高い所にある建物を教えてもらいました。
どうやらこちらがメインの施設の様で、「エーデルケーゼ館」というチーズ工場でした。
シーズンになれば、この工場見学や作り立てのチーズが食べられる喫茶店や売店が開くそうですが、本日はしっかり入り口が閉まってます。
まぁ〜!しかし、下の写真の景色を見てください。これぞ北海道と云う風景ですね。


AM10:00(上士幌町)⇒ こちらが「上士幌町鉄道資料館&糠平湖」です。

旅のルートを、国道241号(足寄国道)から国道273号(糠平国道)に乗り換えると、だんだんに標高が上がって来ました。5〜6のトンネルを続けてくぐると「糠平温泉郷」に入ってきます。
ここから右手の「糠平湖」の湖畔に降りられる道がありました。手前の道を水辺の方へ降りてゆくと、「上士幌町鉄道資料館」 が見えてきます。
ここは、1987年に廃線となった旧国鉄士幌線の歴史的な各種資料を展示している所で、士幌線の現役時代に運転席から撮影した帯広駅から糠平駅までの映像なども見られる様になってます。
入館料は¥100円で、この資料館の展示を見ると良く分かりますが、北海道を開拓したのは正に鉄道だったんですね。道を造った人達もそうですが、鉄道を通すために戦った人達のことも忘れてはいけません。
有り難うございました。感謝!感謝!です。

ショートビデオにもあります様に、旧国鉄士幌線の糠平駅が、そのまま「鉄道資料館」になってます。
この資料館の横にある廃止になった踏切を渡り、暫く山道を歩くと下の写真の景色が開け、「糠平湖」の畔に出ることが出来ます。

ここへは車でも降りて来られる道がある様で、ちょうど屋根に積んだカヌーを下ろしている人がいました。「いい趣味ですね〜!」っていうと、「乗ってみますか?」と言われました。
「いや〜!また今度お願いします。」というと、照れくさそうに笑ってましたが、本当にいいところです。


AM10:30(上士幌町)⇒  これぞ北海道開拓の壮大な鉄道遺産「東大雪アーチ橋」です。

ちょっと大袈裟な表題を掲げましたが、まさに先人が命を懸けて原生林に分け入って築いたこの鉄道があったから、北海道の開拓が可能になったといっても大袈裟ではないでしょう。
トンネル堀も大変だったでしょうし、延々と続く山や谷を結ぶ橋を架けるのも、さぞ大変だったことでしょう。
繋いだ鉄道を使って建築資材を奥へ奥へと運べる鉄道ならではの工法が、開拓の礎になったことは今更語るまでもないですね。
この地には廃線になった旧国鉄の橋梁跡が何か所も残っているといいますが、その内の幾つかが展望台や観光スポットとして残されているので、見に行ってみました。

糠平ダムの建設に伴い新線が敷かれ、廃線になった旧国鉄の鉄道の枕木やレールの殆どは撤去されている様です。
右上の写真の奥に小〜さく見えるのが、全長 130m の「タウシュベツ橋梁」で、下の写真はそれを拡大したものです。


AM11:30(上士幌町)〜(上川町)⇒ 北海道で一番標高の高い「三国峠」を走る!

旅のルートは国道273号(糠平国道)ですが、まだ本格的な観光シーズン前ということなのか?分かりませんが、まだ冬季に行われた除雪作業で傷められた道路の穴に、応急処置としてアスファルトを詰め込んだままの状態なので、凸凹やガタガタで、走りにくいことこの上ない。

景色に見惚れていると凸凹を除け損なって車が跳ね上がりますので、その衝撃を我慢したりで少々疲れました。三国山の裾野を掠めて「上士幌町」から「上川町」へ抜ける北海道で一番標高が高いといわれている「三国峠」の休憩所で一休みです。


AM11:40(上川町)⇒ ここは、石狩川を堰き止めた「大雪湖ダム」です。

まだ山々に雪がこんなに残っている国道273号(糠平国道)は、難所の「三国峠」を越えると(上川国道)と名前を変え、ここ「大雪ダム」で合流する北見方面から来る国道39号(北見国道)に一本化され、大雪国道となります。


AM11:50(上川町層雲峡)⇒ ここが層雲峡の名所「流星の滝・銀河の滝」です。

「大雪ダム」から大雪国道と名を変えた国道39号を石狩川に沿って暫く走ると、大雪山の麓「層雲峡」です。長い大雪トンネルを抜けるとすぐに「流星の滝・銀河の滝」の入り口があります。
ここも30年前に来ている筈なんですが、周囲の記憶があまりありません。ちょうどお昼時なので昼食のため寄り道してゆきます。
駐車場に車を止めると、すぐ目の前にドーン!と見えるのが「流星の滝」で、少し先の売店の前にあるのが「銀河の滝」です。
どちらの滝も迫力のある滝ですが、元々はこの滝の前を国道が走っていて、この旧道のトンネルが崩落したために少し高い地に新たにトンネルを掘って道路を新設したということです。それで記憶と違っているんですね。


PM15:00(旭川市)⇒ 再びお世話になります。「旭川21世紀の森」に戻って来ました。

「層雲峡」の温泉街も、「ビジターセンター」「黒岳のロープウエイ」も、先に一度来ているので、今回はパスします。
本日はこの先の上川の街から「旭川紋別自動車道」に乗り換えて旭川に向かいます。
こちらに来て2度目ですが、今日も又「旭川21世紀の森」にお世話になろうと思います。
今日は木曜日ですので、まだこの時期ですから予約や様子見は必要無いでしょう。

と思ってましたが、管理棟受付前のサイトには5〜6台のキャンピングカーがキャンプインしていました。
私達はここのサイトではなく、先日と同じようにふれあい広場の方に行きますので大丈夫ですが、本日から週末にかけては結構予約が入っているそうです。侮れませんね。
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2018年(平成30年)5月25日(金曜日)の、くるま旅レポート HOME


AM08:30(旭川市)「旭川:21世紀の森」を出発です。

さて、昨日まで一週間ほどかけて「30年ぶりの道東、依然来たことのある所の復習の旅!」ということで旅してきましたが、依然と変わらないキャンプ地や観光地も多かった半面、すっかり変わったのはキャンカーを使った旅が楽になったということですね。
以前こちらに来た時には運動公園や観光地、温泉などの駐車場を利用した後にお願いして車中泊の許可を頂くという作業を余儀なくされてました。
ですが、今回の旅では道の駅やオートキャンプ場、日帰り温泉やRVパーク等が充実し、何処でも何時でも入浴や車中泊が可能になってます。
有難いことです。(^_-)-☆
さて、昨夜も「旭川:21世紀の森」にお世話になりましたが、ここの様にキャンプ場も温泉も無料とか数百円という低料金の所が北海道にはたくさんあります。
気を付けているんですが、どうしても溜まってしまいがちの旅のゴミも処理することが出来ました。
有難いことです。(^_-)-☆

右上の写真は、本日旭川の街で見かけたお仲間の車ですが、北海道はキャンカーの所有率が高いんですかね?街中でも住宅街でも車庫に入っているキャンピングカーを良く見掛けます。


AM11:00(増毛町)⇒ 旭川から一気に日本海!再スタートの旅、先ずは「増毛町」からです。

(天塩・遠別・初山別・羽幌・天売・焼尻島・苫前・小平・留萌・増毛のPDF各街マップはこちら!)
8の字を描くように道東から道央を一週間程かけて走ってきましたが、本日は、旭川北インターから 「道央自動車道」、深川JCTで「深川沼田道路」に乗り換えて、10日ぶりに再び留萌の街にやって来ました。
国道231号(オロロンライン)を左折して、本日より新たな旅のルートの始まりです。日本海側をひたすら南下し、札幌方面に向かい、更に「奥尻島」から「松前」方面を目指そうと思います。
本日の観光は、国道から一本海側に逸れた明治の古い街並みの残る港町「増毛」から始めます。

ここ増毛の町は、高倉健主演の映画 「駅:ステーション」 の撮影地としても有名ですが、町の歴史は古くニシン漁の盛んだった明治の時代や更に北前船の時代まで遡ります。
この地の見所は、明治の香りの残る「富田屋旅館」「風待ち食堂」などの街並みと、日本最北の酒造所「国稀酒造」、重要文化財の旧商家「丸一本間家」や、廃線になった「旧国鉄の増毛駅」などがあります。
車は増毛町役場のある弁天町3丁目の「さわやかトイレ」の周辺とか、旧国鉄の増毛駅の前に無料の駐車場がありますので安心です。

この写真は、メインストリートの一番目立つ角にある重要文化財に指定されている旧商家「丸一本間家」です。
入館料金は¥400円で、本日は見学者が我ら夫婦二人だけということもあり、ガイドの人が付きっ切り、一つ一つの家具や調度品、建物の由来や展示物の説明を丁寧にしてくれました。

本間家は「富田屋旅館」「風待ち食堂」などと同じく明治8年に呉服商としてこの地に開業し、その後時代の波に乗って荒物雑貨、鰊漁の網元、海運業、酒造業と事業を展開し、財を成したといわれてます。

酒造業は、日本最北の酒造所「国稀酒造」として現在も続けられており、見学させて貰おうと訪ねて行ったんですが、ちょうど何かのイベントが週末にあるらしく、「本日の見学はご遠慮ください。」とのことでした。


PM12:00(増毛町)⇒ お昼は「志満川食堂」でラーメンを頂きました。

(天塩・遠別・初山別・羽幌・天売・焼尻島・苫前・小平・留萌・増毛のPDF各街マップはこちら!)
「丸一本間家」の見学や古い町並みの港町を一回りしたところで、ちょうどお昼になりました。
この街には海鮮丼の幟や暖簾を出すお寿司屋さんや料理屋さんが何軒かあるんですが、ここのところ生物の丼ぶり物が続いてますので、本日はお勧めという「志満川食堂」の醤油ラーメンにします。
お爺ちゃんとお婆ちゃんの二人でやっている、の〜〜〜んびりとした食堂ですが、美味しかったですよ!


PM14:00(石狩市)⇒ 増毛を出てからの国道231号(オロロンライン)は、トンネルの連続です。

昭和56年に全線が開通したというこの国道231号ですが、トンネルとトンネルを橋で繋ぐ様な道ですから、開通されるまでにそれはそれは大変な難工事の連続だったことは走ってみれば分かります。
この地域の小さな港や村に住む人は、開通前は正に陸の孤島状態で頼りは舟の便だけだったのではないでしょうか。
そんな難工事の完成開通記念の碑がこの場所にあります。写真はそんな地にある「白金の滝」ですが、冬季には一本の柱の様に凍り付くという厳しい地でもあります。


PM15:15(厚田村)「道の駅石狩:愛ロードあつた」です。

清涼な「白金の滝」でオゾンを胸いっぱいに吸い込んで、再び走り出しますと、またしても長いトンネルが何本も続きます。国道451号と分岐する浜益の街を過ぎると、走り難い旧街道を大きく迂回し濃昼岳の裾野をトンネルで突き抜けるバイパスに出ます。本当にすごい道ですね。
やがて、厚田の港を見下ろす丘の上に、道内で120番目で今年の4月にオープンしたという、出来立てほやほやの「道の駅石狩:愛ロードあつた」があり、新設の珍しさも手伝って結構混雑しています。

この「道の駅石狩:愛ロードあつた」には、夕日が綺麗だという厚田公園や厚田公園キャンプ場も隣接してあります。何故か、この地の出身という創価学会の元会長の生家が、道の駅のすぐ裏の丘の上に保存展示されています。


PM16:30(新篠津村)⇒ 本日は、ここ「道の駅:しんしのつ」にお世話になります。

「道の駅石狩:愛ロードあつた」での休憩を終え、旅のルートは一旦国道231(オロロンライン)から外れます。明日は朝一で札幌の市内観光をする予定なので、本日は道道11号(厚田山道)左折して月形町に入ります。
更に当別ふくろう湖で左折して、学園都市線国道275号を突っ切り、右の写真の様な菜の花畑や石狩川に沿って1121広域農道を通って新篠津村に入ります。
「道の駅:しんしのつ」は、「しんしのつ温泉ホテル:たっぷの湯」にあり、隣接して「しのつ公園」石狩川の水を引き込んだ「しのつ湖」、釣り場やキャンプ場、野球場などがある総合レジャースポットになってます。
そんな所なので、キャンカー乗りの方達にも大変人気があり、本日も4〜5台のキャンカーがいました。
本日は、ここ「しんしのつ温泉ホテル:たっぷの湯」で温泉、湖ビューのレストランで夕食もお世話になります。

本日も、お疲れさまでした。この「道の駅:しんしのつ」は、★★★★★ の道の駅です。

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次のレポートは、札幌の市内観光から奥尻島へ向かうまで、です。 =07P= へ進む!

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