HOME
☆彡 キャンピングカーの自由で気侭な旅!一度始めたらやめられませんねぇ〜! (^_-) V
表紙へ! ご挨拶とお知らせのページです。 世界にたった一台!ハンドメイドのキャンピングカー! このページです。 初めてキャンピングカーでするキャンプのアドバイス! キャンプとキャンピングカーの情報リンク 我が家のキャンピングカー列伝! サイトマップはこちらです! お問合せメールはこちら!

2017年(平成29年)5月、四国から九州一周の旅! HOME


この旅で、沖縄を除く47度道府県キャンピングカーで完全宿泊制覇!全8ページ

 ・・・ 3P ・・・  5月15日(月曜日)〜17日(水曜日)迄、

★彡=- MAP -
平成29年5月、四国から九州一周の旅:宿泊地 MAP
08日(月)東京発⇒ 東名⇒ 新東名⇒ 新名神⇒ 明石海峡大橋⇒ ハイウエイオアシス淡路島(泊)
★彡=- 1P ‐
09日(火)うず潮クルーズ船遊覧⇒ 徳島 眉山⇒ うだつの町並⇒ ハイウエイオアシス吉野川(泊)
10日(水)大歩危小歩危⇒ 祖谷のかずら橋⇒ 早明浦ダム⇒ 道の駅かわうその里(泊)
11日(木)高知⇒ 四万十川遊覧船下り⇒ 宿毛〜フェリー〜佐伯⇒ 道の駅やよい(泊)
★彡=- 2 ‐
12日(金)石仏・原尻の滝観光⇒ 岡城址⇒ 竹田⇒ 道の駅阿蘇(泊)
13日(土)阿蘇神社⇒ 内牧温泉⇒ 草千里⇒ 高千穂観光⇒ 道の駅日向(泊)
14日(日)青島⇒ 日向⇒ 鵜戸神宮⇒ 飫肥城址⇒ 都井岬⇒ 道の駅くにの松原(泊)
★彡=- 3P ‐
15日(月)志布志⇒ 鹿屋航空記念館見学⇒ 佐多岬⇒ 桜島⇒ 道の駅垂水(泊)
16日(火)霧島町蒸留所⇒ 霧島神宮⇒ えびの高原⇒ 鹿児島⇒ 仙厳園見学⇒ 道の駅喜入(泊)
17日(水)知覧観光⇒ 指宿⇒ 池田湖⇒ 開聞岳⇒ 指宿・砂むし会館入浴⇒ 道の駅指宿(泊)
★彡=- 4P ‐
18日(木)釜蓋神社⇒ 坊津・賢島⇒ 黒瀬杜氏の郷⇒ 吹上浜・砂の彫刻⇒ 吹上公園(泊)
19日(金)市来⇒ 樋脇⇒ だんだん市場⇒ 長島周遊⇒ 曽木温泉⇒ RVいさ曽木の滝(泊)
20日(土)人吉観光⇒ 球磨川下り⇒ 天草五橋⇒ 上島下島周遊⇒ 道の駅有明(泊)
★彡=- 5P ‐
21日(日)通詞島⇒ 富岡城址⇒ 大江教会⇒ 牛浦⇒ 道の駅不知火温泉センター(泊)
22日(月)熊本市内観光⇒ 宮本武蔵⇒ 雲仙温泉⇒ 道の駅みずなし本陣ふかえ(泊)
23日(火)島原城址・武家屋敷⇒ 軍艦島⇒ 野母崎⇒ なごみSPA⇒ 道の駅長崎街道(泊)
★彡=- 6P ‐
24日(水)午前中・長崎市内観光⇒ 有田伊万里焼資料館⇒ RVパーク有田温泉(泊)
25日(木)午前中・ハウステンボス⇒ 平戸島⇒松浦⇒  伊万里温泉⇒ 道の駅伊万里(泊)
26日(金)鷹ら島⇒ 名護屋城⇒ 呼子⇒ 立神岩⇒ 唐津城址⇒ 道の駅厳木(泊)
★彡=- 7P ‐
27日(土)吉野ケ里遺跡⇒ 太宰府天満宮⇒ 宮地嶽神社⇒ 宗像大社⇒ 道の駅:西の市(泊)
28日(日)終日高速道路移動⇒ 刈谷ハイウエイオアシス⇒ 新東名:長篠設樂原PA(泊)
29日(月)同発 ⇒ 中伊豆(泊)
30日(火)〜31日(水)同発 ⇒ 東京の自宅着
PAGE-TOP ページの一番上へ!


2017年(平成29年)5月15日(月曜日)の、くるま旅レポート HOME



AM08:00 晴れ ⇒ 本日は、「道の駅:くにの松原おおさき」を出発し、佐多岬を目指します。

昨夜は遅くに現着したために気が付きませんでしたが、ここは素晴らしい道の駅だったんですね。こういうただ仮眠するだけの使い方ではもったいない所でした。
急ぎ旅ですからすぐに出発しますが、名残惜しいです。再訪の機会があったら是非また今度はゆっくりお邪魔したいですね。
この道の駅のホームページを一度ご覧下さい。
「道の駅:くにの松原おおさき」 は、100点!の ☆☆☆☆☆

本日は、佐多岬を周回するつもりでいましたが、地元の人に道の様子を聞くと、どうやら東側の海岸線を走るルートはとても狭いそうで、この車では難しそうです。
「面倒でも西側の錦江湾沿いの道を往復した方が良いだろう!」ということです。


AM09:00 晴れ ⇒ 本日の観光は、先ず「鹿屋航空基地」からスタート!です。

というルートのアドバイスを頂きましたので、先ずは大隅半島を横断すべく鹿屋(かのや)に向かいます。鹿屋では「航空基地」に寄って、話に聞く零戦が見られたら見てみたいと思っていたので、ルート的には丁度いいんです。
前方に広い敷地の「鹿屋航空基地」が見えてきましたが、観光するには何所から入るのか?どうシステムになっているのか分かりませんので、仕方なく基地正面の入り口からに入っていきました。
すると、まっ、当然でしょうが、警備の人が走って来て入り口で止められました。
「観光で来ているんですが、やはり、入口が違うんですね?」というと、「少しお待ち下さい。」と言ってどこかに連絡している様だ。やはり基地に入るのは大変なんだな〜!と思っていた。
すると、「誘導しますから、ついて来て下さい。」という。
「その・・・、観光に来ているだけなんですけど・・・」というと、どうやら向こうは我が家の車を見て撮影に来たマスコミ関係の撮影車だと思ったらしい。
一般の駐車場の方向を指差しして教えてくれ、一件落着でした。 ビックリしましたね〜!

指定された一般駐車場の一角にキャンカーを止めて歩き出しましたが、その駐車場の周りは写真にあるように既に自衛隊航空機の屋外展示場になってます。
史料館には、昭和11年に日本海軍の鹿屋航空隊が発足してから、現在の海上自衛隊の鹿屋航空基地に至るまでの長い歴史史料が展示してあります。
館内は一部を除いて撮影禁止になっているので、この場ではお見せ出来ませんが、先の大戦がどうして始まってしまったのかに始まり、太平洋戦史や特別攻撃隊にまつわる遺品、零戦実機の展示、現在の自衛隊の活動の実態などが時の流れに従って順を追って見学出来る様になってます。

写真の「零式艦上戦闘機52型」ですが、終戦の日まで戦い続けたというこの型の零戦で、平成4年に錦江湾と吹上浜の海底からからそれぞれ引き上げられ、この2基で足りない部分を補い合い、展示されている一機の零戦を作り上げたそうです。
最終型のこの零戦は、最高速度 565km/h で、機首に 7.7mm 機銃を2、両翼に 20mm 機銃を2、搭載していたそうです。

資料館では私たちの前を行くどちらかのお偉いさんに説明員が付いていたので、その声を聴きながらの見学でしたから、内容が良く分かりました。
それでもここを訪れた先人達に良く聞く、特攻に向かう人達が家族に宛てた手紙の数々を見て涙した話、当時二十歳前後の若者の純粋で家族や国を思う気持ちがこれほど崇高だったとは、私の想像を遥かに超えてました。
ここに来ると誰もが同じ思いになる事と思いますが、時代が違うとはいえ、自分の事や自分達家族の事しか言わない我が身と我が家族を振り返り見ると、恥ずかしくなります。
上の写真は、撮影許可ある場所で撮ったものですが、この史料館との出会いは今回の観光旅行の中でも忘れられない思い出になりそうです。
※ 鹿屋航空基地の詳しい情報は、こちらからをクリックして下さい。 PAGE-TOP ページの一番上へ!


PM12:00 晴れ ⇒ 日本の本土最南端の「道の駅:根占」で、お昼休憩です。

「鹿屋航空基地」で、内容の濃い展示史料や映像をじっくり見ていたので、思ったより時間が掛かってしまいました。本日の旅のルートは、錦江湾沿いの国道269号線に出て、大隅半島をひたすら南下する。
30分程美しい海岸線を走ると、右の写真の「道の駅:根占」にやって来ました。
関東の人ならお馴染みの、房総半島にある鋸南の様な感じの所です。

とても良い景色ですので、対岸の開聞岳や指宿の町陰を見ながらここで昼食にしようと思います。
この道の駅は、ナンと!日本本土で最南端にある道の駅なんだそうですが、裏手にはコテージやバンガローのあるキャンプ場、目の前にはゴールドビーチ大浜という綺麗な海水浴場もあります。
お昼は豚肉料理がお勧めというので、トンカツ定食を頂きました。肉は柔らかくて、とても美味しかったです。


PM13:00 晴れ ⇒ 日本本土最南端:北緯31度線の町佐多岬です。

正直、日本本土の最南端といわれる「佐多岬」迄の道程はとても遠いです。
ルートの国道269号線は、佐多の小さな漁村で行き止まりとなり、岬迄の道は県道68号(鹿屋吾平佐多線)にバトンタッチし、まだまだ続きます。
町も商店はおろか人家すら見当たらない、何もないただの森の中の道をひたすら走り続け、やっと辿り着いた感じです。

しかし、写真や地図をご覧になるとお分かりの様に、現在、岬の先端地はリニューアル工事中で、最後の数百メーターは自分の車に乗っては行かれません。
ですが、ボランティアの方が小型ワゴンで10分おきにピストンで送り迎えしてくれてます。ここには大きな駐車場と清潔なトイレがありますが、我が家を含めて本日は数家族しか来てません。

ここが、日本の本土最南端!

北緯31度線の佐多岬です。

それにしても、今日のこの抜ける様な青空は、超ラッキーです。都井岬では無理でしたが、左下の写真、薄っすらと見えているのは、多分ですが、屋久島や種子島じゃないでしょうか。さあ、九州の旅も東側はこれで終了です。折り返しますよ!


PM16:00 ⇒ そして、みなさ〜ん、いよいよ「桜島」ですよ〜!

ロードパーク佐多岬でルートを折り返し、今度は国道269号線をひたすら北上します。
同じルートなので、面白くないかと思いきやとんでもない。左側に見えていた「開聞岳」に別れを告げると、目の前に現れた「桜島」に向かうに連れ、その姿がどんどん大きくなってゆきます。

桜島は、島と云ってますが、大正3年の噴火で現在は陸続きになっているそうです。北岳、中岳、、南岳と、三つの活火山からなり、今でも昭和火口から噴火が続いてます。
写真やショートビデオでもお分かりの様に、今日も幾らか噴煙が上がってますね。
上の写真は島の西側にある「道の駅:桜島」なんですが、残念なことに今日は定休日だそうです。この道の駅の少し先の桜島港から鹿児島港まで15分でつなぐフェリーがあり、運が良ければイルカに会えることもあるそうな。

まぁ、それにしても中国の団体観光客とは良く出くわします。ここでもちょっと前まで後ろの石の上に何人も人が乗ってまして、待っている人の事などお構いなしで次々に割り込んで写真を撮ります。
大人しく待っている日本人にはなかなか順番が回って来ないので、上左の写真を撮るのは結構大変でした。


PM18:00 ⇒ 本日は早仕舞、「道の駅:たるみず」で温泉で〜す!

溶岩道路と呼ばれる国道224号線で桜島を一周すると、本日のお宿予定地「道の駅:たるみず」に到着です。
桜島を見ながら入浴できる温泉施設は、入浴料がナンと¥350円、申し訳ない様な気もしますが、ここは台風などの災害の多いこの地区の防災拠点にもなっているそうです。

「道の駅:たるみず」は、最高〜!100点!の ☆☆☆☆☆

本日の走行距離は、188キロでした。お疲れ様〜!

PAGE-TOP ページの一番上へ!


2017年(平成29年)5月16日(火曜日)の、くるま旅レポート HOME


AM09:00 曇り ⇒ あまりの気持ち良さに、今朝は少し朝寝坊で、「道の駅:たるみず」をゆっくり出発です。

走り出してビックリし、思わずカミさんに写真を撮ってもらいましたが、下の写真は何だと思いますか?これは、お墓なんですね〜!珍しいでしょう。想像が出来ませんが桜島の灰が降るんで、大変なんでしょうかね〜!


AM10:00 曇り ⇒ 本日の観光は、明るい農村でお馴染みの、「霧島町蒸留所」から始めます。

本日のルートは「道の駅:たるみず」を出発し、錦江湾沿いに真っすぐ北上して霧島方面を目指します。東九州自動車道の下を潜ったら県道60号に右折すれば霧島高原に向かい、だらだらと山登りがはじまります。
本日は「霧島神宮」に参拝する予定ですが、その前に先程からカーナビにチラチラ出てくる「霧島町蒸溜所」が気になってしょうがないので、ここに寄って行こうと思います。

ビックリです。最近、赤霧などの芋焼酎を呑む事が多いんですが、先日キャンプ仲間のコマッチがこの焼酎、評判がいいらしいよ!と言って、持って来てくれたのがこの「明るい農村」でした。
私は、霧島にあるんでてっきり「霧島酒造」かと思っていたんですが、違ったんですね。
この酒造メーカーも多分他に大きな工場があるんでしょうが、アンテナショップの様なここの蒸溜所の人達は非常に丁寧に接客してくれます。

土日の混雑時では出来ないでしょうが、今日のように空いている時には一組のお客さんに一人の案内人が付き、工場の内外を付き添って、丁寧に説明して歩いてくれます。
しかも、私達に付いてくれたお兄ちゃんは、案内や説明の最中ずっと後ろ向きというか、後ろ歩きしながらこちら向きで、説明して歩いてくれたんです。
どうせ毎日呑むものです。とても気分が良かったので、3本ほど頂きました。


AM11:00 曇り ⇒ こちらが「霧島神宮」です。

皆さん、写真を見ると驚きでしょう。ウィークデイの観光地は、こんなもんですよ〜!何処へ行ってもガラガラで、順番を待ったり並んだりすることは殆どありませんし、駐車場にも困りません。
運が悪いと、定休日に遭遇したり、やかましい外国人の団体に遭遇する事がありますが、この旅行スタイルは一度味わったら止められなくなります。

上の写真、坂本龍馬とお竜が新婚旅行に訪れたとされている逸話に基づいて作られた顔出しと、君が代に出てくる「さざれ石」です。※ 「霧島神宮」 の詳しい情報は、オフィシャルサイトをご覧下さい。


PM12:00 曇り ⇒ 霧島から、えびの高原温泉を越えて

「霧島神宮」の参拝を終えたら、ルートを再び国道223号に戻します。
これから道の駅のある「霧島神話の里公園」の横を通って、「霧島温泉」や「丸尾温泉」サイドから県道1号に入り、「えびの高原」に向かう、ご機嫌な山登りのドライブコースです。

「硫黄谷温泉」から「栄之尾温泉」と、険しい山登りルートを頑張って登り切り、「えびの高原」に至ります。
「新湯」に出て展望台、「伝説の大浪池」と、一部のコースは写真でお分かりの様に峠族に乗っ取られる時がある様ですが、韓国岳の辺りは真っ直ぐで気持ちの良い走りの出来る山岳ドライブコースです。
「えびの高原キャンプ場」のあるT字路を左折すると、ルートは県道30号になり、ここから高原を下り始めます。
やがて、この車の苦手とする下り坂の急カーブが続く道になり、西郷隆盛が征韓論に敗れ三か月間逗留し、その疲れを癒したという「白鳥温泉上湯・下湯」から白鳥山荘温泉に至ります。

「末永」のT字路交差点を左折するとすぐに宮崎自動車道が見えてきます。これを潜って直ぐに右折すると左側に「道の駅:えびの」が見えてきましたので、ここで昼食休憩をしましょう。
と、思っていたんですが、ナンとラッキーな事でしょう。今日は月一回の定休日に大当たり!でした。


PM13:40 曇り ⇒ えびのインターから、九州自動車道に入り、桜島SAでやっと昼食です。

冒頭にも言いましたが、今回の旅ではあまり高速道路を使わない様にしていますが、本日は少し行程のスピードアップのため、鹿児島の中心部迄、九州自動車道を利用しようと思います。
いや〜!九州は広いですね〜!それに、面積的に原野を走る事の多い北海道と違い、観光する歴史や文化遺産が桁違いに多くあります。
同じ様にキャンカーで毎年九州を旅しているという広島ナンバーの先輩とお話をする機会がありましたが、「九州にはもう三回来ているんですが、まだまだ見所がたくさん残っている。」そうです。

まっ、先ずは桜島SAで昼飯!です。右の写真、このSAで一番人気という黒豚ラーメンを注文しましたが、期待を裏切らない美味しいラーメンでした。
次の目的地「仙巌園」へ行くには九州自動車道の薩摩吉田インターで降りると県道16号で一本道なんですが、島津公の本城である「鶴丸城」や島津久光公、西郷隆盛さんの銅像にもご挨拶しなければいけません。
今回は鹿児島北インターで降りて、県道3号を甲突川に沿って下り、平田橋の交差点を左折します。この辺りは現在でも市政の中心部となっている様で、道路はとても混み合ってます。
ぐるりと一周お城の周りを回りましたが、キャンカーを駐車出来そうにありませんし、お城の縄張り内はとてつもなく広そうですので、しかたなく、今回、お城は遠景、各銅像には車内からご挨拶して失礼します。


PM14:40 曇り ⇒ 大名庭園と島津家別邸:名勝・仙巌園(磯庭園)です。

ここも四十数年ぶり、懐かしい「仙巌園」にやってまいりましたが、この観光地も駐車場が狭いので、少々込み合っている様です。入り口前のロータリーで端に寄せ、しばらく様子を見ていると、警備のおじさんが向こうで手招きをしてます。
近づくと、警備員さんは自分の下を指示している。が、その場所は、例の車いすマークのある身障者用のスペースだ。「ここに置いていいんですか?」と聞くと、「その車じゃ〜!このスペースしか置くところは無いです。」という。
「他の普通車スペースは空いても狭くて置けないし、事故があってもいけないから、ここでいいんだ!」という。現在、大型バスの駐車場も満車です。「ここを利用する人はめったに来ないから大丈夫!」と言って、カラーコーンをどけてくれ、「オーライ!オーライ!」と、バックの誘導までしてくれました。(^_^)V
駐車場は無料、入園料は¥1000円(ガイド付きは¥600円増)を支払います。園内はペットを連れて入れません。

案内に、万治元(1656)年、島津家19代光久公はこの地に別邸を築造しました。とあるので、これは今から361年前の話です。私達夫婦も四十数年前にこの地を訪れているんですが、展示物が増えたのか?植栽が育ったのか変わったのか?分かりませんが、当時の園内は、もう少し芝の広がりがあった様な気がします。
それにしても、長い間継続して手入れがなされているんでしょう。殆んど変わっていませんね。ご苦労様です。

私は40年前ここに来た時に食べた、焼いて煮込んだ骨付きの肉塊の入った野趣あふれるラーメンの味が今でも忘れられずに楽しみにしていたんですが、園内にある食堂のメニューを見ると、現在は今日のお昼に桜島SAで食べたあの黒豚チャーシューのラーメンが主流の様ですね。

園内は錦江湾に沿って縦長?横長?の形状になってますが、その敷地はナンと!15000坪という、とてつもなく広さですので、急いで行って来い?しても、1時間は掛かります。
見学順路に従って歩いていると、コースの最後に売店街を通過する様になってますが、「思い出に、お一つ如何ですか?」と言われても、何十万も何百万もする薩摩切子や屋久杉の木工製品は、旅の途中ではとても買えません。
我が家は、揚げたての薩摩揚げや銘菓かるかん、薩摩きんつばやスウィートポテトあたりが良さそうです。

上の写真は、昭和53年3月29日という日付になってますが、四十数年前に来た時のスナップです。懐かしい写真ですが、まったく〜!人間ってこんなに変わってしまうんですね。
特に頭が違い過ぎます。これでは町で遭っても誰だか分からないですね。

「仙巌園」内を一通り見学して出口から出てくると、同一料金で右手にある「尚古集成館本館と別館」の見学が出来ます。どちらもこの場では簡単に説明出来ませんので、歴史に興味のある方はそれぞれのホームページをご覧下さい。


PM17:20 晴れ ⇒ 本日は「道の駅:喜入」にお世話になります。

鹿児島では色々迷います。旅行当初は鹿児島のお城や市内の観光もする予定だったし、鹿児島港からフェリーに乗って屋久島や種子島に渡る計画もありました。
しかし、今回の旅はまだ三分の一ぐらいしか進んでいませんし、ぐずぐずしていると最後の方は端折らなくてはならなくなるかもしれないので、少々ゼンマイを巻かないとなりません。

カミさんとそんな話をしながら旅のルートは知覧近くの海岸線にある、本日のお宿予定地の「道の駅:喜入」に向かいます。この道の駅には、温泉あり、レストランあり、新鮮な地元の野菜の販売所ありで、九州に来てからあまり外れの道の駅はありませんね。
本日の走行距離は、188キロ。ここもまた素晴らしい道の駅でした。100点!の ☆☆☆☆☆
PAGE-TOP ページの一番上へ!


2017年(平成29年)5月17日(水曜日)の、くるま旅レポート HOME


AM07:00 快晴 ⇒ 今日は、朝食の間にお洗濯です。

この「道の駅:喜入」の目の前はJXの石油基地で、写真でお分かりの様に巨大なタンクがずらりと並んでます。
昨日来た時には建物の反対側の駐車場に止めたんですが、なんとなく落ち着かないので、結局、建物の周りを一回り回ってプール施設の方の駐車場に移動して来ました。
多分、車中泊の人はこちらの駐車場の方が良いと思います。目の前が広〜いグランドの緑が広がってますし、清潔なトイレもすぐそばにあります。

昨日、この道の駅に来た時に、カミさんが目ざとく道の駅のすぐそばにコインランドリーを見つけてました。
「明日、朝食の時に洗濯したい!」というカミさんのリクエストがあったので、本日の朝食は、夕べ道の駅で調達した美味しそうなパンを持ってコインランドリーの駐車場で頂きます。


AM09:00 ⇒ 本日は、「知覧の町」探訪です。

国道226号線にある「道の駅:喜入」から「知覧の町」へ行くには県道232号線の一本道ですが、結構な山道が続きます。ルート沿いに石灯籠が目立つ様になってきたら、本日第一番目の観光地、「知覧特攻平和会館」は、間もなくです。

この辺りは、元飛行場だったというだけあって、その敷地は広大でロケーションも最高です。駐車場も公園用や運動場用と何か所もあり、何処に置いたらいいのか?迷います。
車を何処に置いたら効率よく観光出来るのかと、園内をぐるぐる回っている間に「知覧特攻平和会館」の建物の真ん前に出ましたので、少し混雑してますが、ここの駐車場に置かせてもらいました。
一昨日訪問した「鹿屋航空基地」は、海軍の特攻機基地で、こちらの「知覧特攻平和会館」は、陸軍の特攻基地です。 どちらも展示内容が似通ってますが、特攻隊員の展示品の数や写真はこちらの方が豊富の様です。

このパンフレットは、世界恒久平和を願いながら
「知覧特攻平和会館」は、第二次世界大戦末期の沖縄戦で、人類史上類のない爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たりした陸軍特攻隊員の遺影、遺品、記録など貴重な資料を収集・保存・展示して当時の真情を構成に正しく伝え、世界恒久の平和に寄与するものです。
という冒頭の書き出しで始まりますが、四式戦闘機「疾風」、一式戦闘機「隼」、零式戦闘機、特攻艇などの実機・実艇の展示の他、隊員の飛行装備や生活用品の展示度もあります。
また、出撃から特攻までの貴重な映像展示もあり、あまりの衝撃映像に時間を忘れて視聴してしまいました。
最後に、国を思い、父母を思い、永遠の平和を願いながら特攻していった若者達の様子を手に汗握る迫力で語り、泣かせてくれた語り部の方に、感謝・感謝です。
平和会館の室内展示を見終えると、次は外部の展示をぐるり見て回ります。約3時間、しっかり時間が掛かります。


PM12:00 晴れ ⇒「知覧武家屋敷庭園」にやってきました。

「知覧特攻平和会館」の次は、車で数分の移動です。
現在この辺りは南九州市になってますが、「知覧武家屋敷庭園」は、そんな市役所・税務署・裁判所などがある市政の中心部に、道路一本隔てただけでまるでタイムスリップした様にあります。

キャンカーは、市役所前の駐車場に置けますので、安心して観光できます。

「知覧武家屋敷庭園」へは、ふいに出くわした裂けた時空の裂け目から普通に散歩する様にぶらりと歩いて街並みに入って来られますが、後ろから「あの〜!すいませ〜ん!」と、呼び止められました。
申し訳なかったですね。気が付きませんでした。この街を歩くのは有料で、一人¥500円なんだそうです。

日本の道100選にも選ばれているという、静かな佇まいの「知覧武家屋敷庭園」は、武家屋敷庭園とわざわざ銘打っている様に建物もそうですが、その各家々の庭までもが見事に保存され、今まで色々な時代劇の撮影に何度も利用されているそうです。

そういえば、一昨日の宿泊地「道の駅:たるみず」で知り合った下田のキャンパーご夫婦に、ナンとここでバッタリお会い出来ました。桜島からフェリーで鹿児島に渡って来たと言ってましたが、絶妙な偶然ですね。

徳川幕府の一国一城政策で、薩摩藩は鶴丸城は内城だとして領内に113の外城を造って藩の防衛にあたったと云われてますが、その中の一つが知覧城で、現在残る「知覧武家屋敷庭園」の区割りは、十八代知覧領主島津久峯公の時代に造られたもので、今から230〜250年前のものだとされてます。

中には現在も住まいとして利用されていたり、喫茶店やお休み処になっている所もありますが、この武家屋敷群は国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、地区内にある七庭園が「名勝」に指定されているそうです。
PAGE-TOP ページの一番上へ!


PM13:40 晴れ ⇒ 指さ〜ん!故郷に来ましたよ〜!

ここが「道の駅:いぶすき・彩花菜館(さかなかん)」です。指宿さんは、指宿と地名がそのまま姓になっているんですから、何代かそのルーツを遡ると、この地を治めていた名家・旧家の生まれなんでしょうね。

ややこしい道案内をスマホに任せて知覧の町から「道の駅:いぶすき・彩花菜館(さかなかん)」へとやってまいりましたが、ここでちょっと一息入れていく事にします。
どうです!この素晴らしいロケーション!いい〜い「道の駅」ですね。温泉は指宿の町へ行けばいくらでもありますので心配いりません。
ここで、四十数年前に来た時のドライブコースを思い出しながら、午後からの観光予定を考えてみました。
この後は、池田湖でイッシー見学開聞岳山麓自然公園で山登り長崎鼻灯台見学道の駅:山川港・活お海道指宿:砂むし会館・砂楽休暇村:指宿でキャンプなどと、予定を立ててみました。
ですが、今回は駐車場に入る事を嫌がられるという問題もありますから、午後の観光は少し忙しそうです。


PM14:20 晴れ ⇒ ここは九州随一!の湖、「池田湖」です。

「道の駅:いぶすき」からおおよそ20分、謎の生物イッシーと、全長2m 胴回りが 50cm にもなる大ウナギが生息するという「池田湖」に再びやって来ました。変わったのか?変わらないのか?よく覚えていません。(^_^ ゞ

約6400年前の火山活動によって誕生した周囲およそ15キロ、最大水深部は 233m のカルデラ湖で、そのスケールは九州最大となっているそうです。
護岸の整備や観光施設が幾らか変わっているんだと思いますが、相変わらず透明度はかなり高いですね。私の後ろにいるのが、話題のイッシーです。もちろん当時はいなかったと思います。


PM14:50 快晴 ⇒ 池田湖でイッシー見学 した後は、 「開聞岳山麓自然公園」です。

「開聞岳山麓自然公園」までは、「池田湖」からおおよそ15分ぐらいの距離ですので、だいたいの観光客はどちらも両方セットで観光することになっているようですね。

やはりここも四十数年ぶりです。
背景はぜんぜん変わりませんが、
営業に少々力が入ってませんね。

「ナンとかと煙は高い所へ上がりたがる。」と云いますが、我が家の車で山登りするのは大変な事なんです。別名「薩摩富士」、その標高は924m で、頂上まで車で登る訳ではありませんが、結構大変です。

古い写真を何枚か紛れ込ませておりすが、全然違和感がないので、分からないですね。ちなみに、アルバムに入場券が張り付けてありましたが、この頃の入園料は¥200円だったです。

車で山頂まで登る道はありませんが、徒歩では登頂が可能なんだそうです。車でも3合目のそれなりの景色が見える所までは登れます。入園は有料で、一人\360円です。


PM15:30 快晴 ⇒ ここは、竜宮城ではありません。竜宮神社で、「長崎鼻灯台」です。

「開聞岳山麓自然公園」から、薩摩半島の最先端の岬「長崎鼻」ここへも移動時間はおおよそ10分です。
その岬の先端迄やって来ましたが、西の方の砂浜の先に開聞岳が美しく映えてますね。天気が良ければ見えるという屋久島などの島々は、今日はかすんで見えません。
この地はウミガメの産卵地になっていることから、浦島太郎が竜宮城へ旅だった場所として伝えられてます。岬の先端に向かって歩いてゆくと、竜宮城をモチーフとした朱色に塗られた「竜宮神社」が、目を引きます。

ご神体には乙姫様(豊玉姫命)が祀られており、良い出会いや縁結び、商売繁盛や航海の安全にご利益があるそうです。
願い事をするには最初に賽銭箱に¥100円を投入し、貝殻を一枚選んでそれに願い事を書きます。それを甕壺に入れてから本殿に行き、鈴を鳴らして祈願します。


PM16:30 快晴 ⇒ さて、いよいよ今回の九州の旅最大のお楽しみ「砂むし風呂」に入ります。

午後からの観光は、夕方にここで砂蒸し風呂に入るために時間潰ししていた様なもので、南九州最後の「道の駅:山川港・活お海道」を冷かしに覗いた後は一目散に「砂むし会館・砂楽」に向かいます。

楽しみにしていた「砂むし風呂」ですが、早速受付に向かうと、「5時から学生の団体が来るので急いで下さい。」といわれました。
わざわざ東京くんだりから訪ねてきたお客に、ナンと言うお言葉でしょう。「せからしか〜!」って、言うんでしょうか?この辺では違うのかな?料金は、砂蒸し風呂と内湯の両方で¥1080円ですから、決して高くはありません。
入浴の手順としては、受付で砂むし風呂用の浴衣を受け取ったらそれぞれ男女別の更衣室で着替えをします。浴衣は素っ裸の素肌に着用し、下着はつけないのが原則だそうです。次にサンダルを借りて浜へ降ります。
季節や天候によって、全天候型と野天に分かれている砂むし風呂に行くと、係の人が設営してくれた砂のベットに案内してくれます。座る位置や頭の位置など全てお任せしていると、どんどん砂をかけてくれます。
入浴の時間は人それぞれでしょうが、湯加減は砂をかけたり削ったりして調整してくれますが、おおよそ10分ぐらいが体に良い様で、自分のことですから我慢せずに熱ければ起き上がって砂から出れば、OK!です。
お湯の温度調整は砂の厚みだけですから、単純です。「熱かったら言って下さいね〜!」という言葉に返事をしたら、ただひたすら温まる事に専念です。
上の写真の様な写真を撮って欲しい人は、入浴前に係の人にスマホを渡しておけば撮ってくれます。

急がせた割に、とうとう学生の団体は来なかったんですが、砂蒸しに15分ほど入り、砂から上がって先程の通路を通ってお風呂に向かいます。シャワーで砂を流した後は、通常の入浴とやることは同じです。
湯上りは、垢すりをした後の様に非常にサッパリします。毒が出た〜!と、その効果・効能が実証されたと「指宿温泉 砂むし会館・砂楽」のホームページに載ってますので、興味のある方はそちらをじっくりご覧下さい。


PM19:00 晴れ ⇒ 指宿最後の夜は、「道の駅:いぶすき・彩花菜館(さかなかん)」へと戻って来ました。

「砂むし会館」を出た後は、そのまま海岸線を北上し、ネットで調べた「休暇村:指宿」にお世話になろうとやって来ましたが、ここも非常に広〜い施設です。何処がキャンプ場だか休暇村だか分かりません。
広い敷地内をウロウロしていると、テントが数張り見えましたので、ここがキャンプ場かと中に入って行くと、そこはネットに出ていた限られた引き潮の時期に沖に見える「縁結びの島:知林ヶ島」に渡れるという洲があるところでした。
管理棟に行くと、どうも留守の様です。張り紙を見ると「留守の時はここへ電話下さい。」と、電話番号が書いてあるので電話してみますが、出ません。この時間ではもう受付終了なんですかね。
しかし、電話に出ないということは、緊急時の対応に少々問題がある様な気がしないでもありませんが。

という訳で、本日はキャンプ場泊は諦めて、「道の駅:いぶすき」に戻りました。

本日の走行距離は、83キロでした。お疲れ様です。


前の2ページへ

地図のある最初のページに戻る!

次の4ページへ

PAGE-TOP ページの一番上へ!

前のページへ戻ります。 キャンプレポートのメインメニューへ! 順路 ⇒ 61回 タコスキャンプ in RVPさくらリゾートへ! 
表紙へ! ご挨拶とお知らせのページです。 世界にたった一台!ハンドメイドのキャンピングカー! このページです。 初めてキャンピングカーでするキャンプのアドバイス! キャンプとキャンピングカーの情報リンク 我が家のキャンピングカー列伝! サイトマップはこちらです! お問合せメールはこちら!

[ MOTOR HOME PAGE ]  SINCE 1996 / Copyright(C) Katsumi Horiguchi all rights reserved /