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今回の旅は長崎県の五島列島へフェリーで渡ること、全23日の日程でした。
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長崎から西へ約100キロの位置にある国境の島「五島列島」、旅番組やテレビドラマで紹介されているのを何度か見ている内に、カミさんも私もすごく興味を持ちましたし、この島へ行ってみたいと思うようになりました。 島の観光情報はインターネットや「YouTube」などで色々調べてみましたが、キャンピングカー利用した旅のレポートは少なく、レンタカー移動などの人の情報などでは距離感や行程の時間がイマイチ良く掴めませんでした。 まっ、旅行の情報というのは個人の主観に基づいた感想が多いので、実際に行ってみると「話に聞いたのと全然違うじゃん!」というのがいつものパターンですよね。 これからキャンピングカーでこちらに来てみようと思っている方に私達の島で過ごした様子が、少しでもお役にたつといいんですが。
● AM 06:10 ⇒ キャッホ〜!憧れの「福江島」で目が覚めました。 到着が夜分になるのと、島での車中泊に適当な所が良く分からなかったので、島に渡る前から第一夜はこちらの「道の駅:遣唐使ふるさと館」にしようと決めていました。 本日は、曇りベースですがまあまあのお天気で、昨夜の暴風雨が嘘のように治まりました。
朝、食事前に犬の散歩を兼ねて道の駅の周囲をぐるっと回ってみましたが、福江島は大きな島なんですね。とても離島にいるという感じがしてきません。
近くには「五島列島酒造」や「万葉公園」、展望所や海水浴場などもあります。散歩の後、車内で朝食をとっていると、道の駅の従業員の方達でしょうか一人乗りの女性たちの車が続々とやってきました。
● AM 09:00 ⇒ 情報収集とお土産ゲットのため、開店を待っていましたが、・・・ 駐車場には確か5〜6人の女性達が来たように思いましたが、店内に入って観光案内の情報ブースに行くと、こちらにはどなたもいません。万葉シアターを見ようとしましたが、現在故障中と張り紙があるだけです。 お土産のコーナーに一人だけいらっしゃいましたので、数点のお土産を持って会計を済ませましたが、島の観光情報は伺うことが出来ませんでした。 会計をしてくれたお姉さんに「島の観光地図はありませんか?」と聞くと「どうぞ!」と一枚くれましたが、一万円ほど買い物をしたのにどうもあまり愛想がありません。
● AM 10:00 ⇒ とりあえずスタート、反時計回りに走り出しました。 走り出したといっても、もうすでに島の3分の1ぐらい走ってきてます。道の駅で頂いた小さな地図ですが、赤字で書いてある観光名所や旧跡を出来る限り回ってみようと思います。 先ずは道の駅のある国道384号からすぐ裏側に向かって突き出している三井楽の半島を回ってみようとハンドルを切ります。こちらの県道233号沿いには焼き小屋や民宿、居酒屋さんなどが点在しています。 さらに先に進むと「嶽家牢屋敷跡」や「聖母の大椿」と頂いた地図に書いてあったので行ってみましたが、こちらは道が狭くてマイクロバスではちょっと無理でしたし、近くに観光用の駐車スペースもありません。 さらに岬の先端にある「辞本涯の碑(空海の記念碑)」へも行きたかったんですが駐車する場所が見つからなかったので、こちらも断念しました。 岬の先端を回り込む県道233の西側にあるのが下の写真の「三井楽長崎鼻灯台」です。 こちらへは、南側の「スケアン(石干見漁法遺跡)」の方から来た方が道が広いです。釣りをしている人がいましたが、釣果のほどは分かりません。 ☆彡 こちらには写真のようにキレイなトイレも水場もありますので「車中泊は可能」です。
● AM 10:30 ⇒ 続いて来たのが「魚籃観音展望所」です。 三井楽の半島を回る県道233から島の周回道路である国道384号に合流してすぐ、高浜トンネルの手前を海側に迂回する(恐らく旧道)道の途中にあるのが下の写真の「魚籃観音展望所」です。 こちらには観光客用の駐車場は特になく路上駐車しての観光ですが、観光バスも路上駐車ですので恐らく大丈夫なんでしょう。 写真の観音像のある展望所からは東シナ海が一望出来る他、貝津港や日本一美しい海と言われている「高浜海水浴場」が望めます。
● AM 10:40 ⇒ こちらが日本一美しい海水浴場です。 まだ海水浴シーズン前ですので海水浴場の手入れは行き届いてない筈ですが、浜はご覧のように素晴らしく美しいです。右下の写真の山の上に見えるのが、先程見学に行った「魚籃観音展望所」です。
白い砂浜とエメラルドグリーンの海、ナンとも言えませんね。日本一美しい海と云われるの「高浜海水浴場」と、その脇を通る道は「日本の道百選」にも選ばれているんだそうです。 こちらは福江島観光で、上の「魚籃観音展望所」からの眺めと併せて絶対に外せない景勝地の一つでしょう。
☆彡 こちらには写真のようにキレイなトイレも水場もありますので「車中泊は可能」です。
● AM 11:10 ⇒ 「高浜海水浴場」から10分程走った所にある旅人にありがたい足湯。 下の写真がその「荒川温泉足湯」で、料金は無料です。元々はバス停であったらしいが、隣接してトイレもあるので旅人には便利でやさしい施設になってますね。
上の写真は、軽トラックのおじさんに「観光客ですが、ここに駐車して大丈夫ですか?」と聞いて「大丈夫だ〜!」と了解をもらった駐車場で、右上の建物の「地域福祉センター」では日帰り入浴が出来ます。 入浴料金は、ナンと¥300円。まだお昼前なんでもう少し走りたいので入浴は遠慮しておきますが、こちら、旅の行程次第では車中泊地の第一候補ですね。 ☆彡 こちらには写真のようにキレイなトイレも水場もありますので「車中泊は可能」です。
上の写真は荒川温泉の湾の反対側にある源泉の一つ「野湯」で、入浴するにはかなり勇気が必要です。触れないほど熱い温泉が湧き出ているのを海水と上手く混ざっているところに入れるようです。
● AM 11:45 ⇒ 福江島の西側に向かいます。 荒川温泉を出発し、福江島の西側に向かいます。20分位走ったでしょうか、福江島周回道路の国道384号を大宝の町で右折し、県道50号に入ります。 井持湾の最奥部、大瀬崎の灯台の下にあるのがこの「井持浦ルルド・水の聖母堂」です。
ルルドとは、フランスのピレネー山脈の麓にある町の名前で、カトリック信者の巡礼地として有名なんだそうです。また、聖母マリア様の出現地にちなんで、聖母マリア像を祀る場所をルルドと呼ぶこともあるそうです。
また、ルルドの洞窟から湧き出る水は難病をも直す奇跡の水と呼ばれて、大勢の人を救ってきたそうです。この聖母マリア像と湧き出る聖水があるため、こちらが「井持浦ルルド・水の聖母堂」と云われているそうです。
「井持浦ルルド・水の聖母堂」を見学した後、県道50号の終点「玉之浦」迄行ってみましたが、エメラルドグリーンの小綺麗な「小浦海水浴場」で行き止まりでした。 少し戻ってお隣の野生の鹿に合えるという「島山島」へ渡ってみました。ヘアピンカーブを回ると「向小浦園地」があります。 ゲートを開けて入っていいようですが、釣りをする人以外あまり観光化されてないようでしたので、私達はこちらでUターンです。
こちらも島観光お勧めの景勝地で、こちらへ行くには苦手な山登りをしなければなりません。案内標識はありますが、大瀬崎口T字路から山に入ります。
山登りの道はだいたい3キロ程ですが、我が家の車では少しキツかったです。 頂上付近にある「大瀬崎園地」一帯は歩いても大したことのない広さですが、どちらの方向へ向いても360度の絶景です。本日は、残念ながら薄曇りでしたが、素晴らしい大自然に感動しました。
右上の写真の灯台までは1.2キロの距離なんだそうですが、行きはいいですよ!ですが帰り道を考えると見た目で遠慮してしまいました。こちらも福江島の観光では絶対に外せないポイントでしょう。
● PM 13:30 ⇒ お昼は玉之浦の「NEW パンドラ」さんで頂きました。 こちらは井持浦沿いにある「うつぼ料理」が名物というレストランで、チャンポンとアジフライをカミさんと分け合って頂きました。
チャンポンは海鮮の具がたっぷり入っていて出汁が最高で、アジフライは20mm近い化け物のような身の厚みでした。いうまでもなく、どちらも絶品!でした。
● PM 14:00 ⇒ 西の高野といわれる「大宝寺」、こちらも是非訪ねたいと思っていた。 県道50号で玉之浦地区を巡った後、福江島の周回道路の国道384号に戻るT字路の所が大宝地区の集落です。こちらにあるのが日本遺産の真言宗弥勒山「大宝寺」です。 こちら弘法大師・空海や唐から日本に帰って来る際に寄港した、日本で最初地と云われてます。
寺には最澄自らが彫り奉納した十一面観音や貴重な物が数多く収蔵されており、「梵鐘」は県の有形文化財に指定されているそうです。 また、寺の一角には一度に七福神巡りの出来る祠や神社があり、こちらはまさに神仏集合?ですね。 この神社の秋祭りには 無形民俗文化財に指定されている「砂打ち」という浜の真砂を集落中に打ち撒き、悪霊・悪疫を払うとされている独特の祭りがあり、内外から人を集めているそうです。
● PM 16:00 ⇒ 以上で、本日の観光は終了です。 福江島、なかなかの広さです。丁寧に歩いたら一週間は掛かりそうです。本日はもう午後4時を過ぎましたので、島の南側にある日帰り入浴施設「富江温泉センター・たっしゃかランド」に立ち寄り汗を流します。 こちら施設は少々古い感じがしますが大浴場に露天風呂、サウナや温泉プール、トレーニングルームやレストラン、食事処や農産物の直売所などが揃い、まるで小さな「道の駅」といった感じの施設です。
駐車場はまるで軽自動車専用か?と思うほど仕切りが狭いんですが、良く見ると一番端っこに二台ほどマイクロバスなどが置けるスペースがあります。こちらに来て運良くこの場所が空いていれば、駐車できます。
● PM 16:45 ⇒ 「さんさん富江キャンプ村」にやって来ました。 「富江温泉センター」で紹介された温泉から10分程のオートキャンプ場「さんさん富江キャンプ村」にやって来ました。 「ここはハワイか〜!」という程きれいな海岸に面したところです。
温泉センターと同じく町営?であろうキャンプ場の受付で話を聞くと、オートキャンプは持ち込みテントと同じく一泊¥630円で、「車内でおやすみになるだけなら手前の駐車場で車中泊しても全然差し支えないです。」とのことでした。
● AM 17:00 ⇒ 今夜は駐車場に、ご厄介になります。
長期滞在のキャンパーの方は、こちらを拠点にして島を観光するのもアリですね。どうですか?まるでハワイでしょっ!申し訳ありませんが、今夜ここ、我が家で貸し切りです。
☆彡 こちらには写真のようにキレイなトイレも水場もありますので「車中泊は可能」です。 |
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● AM 06:10 ⇒ 美しい海岸は、日の出も美しい。 バンガローの宿泊客は分かりませんが、本日はキャンプ場に二組程テントを張ってました。まっ、週末でこの程度ですので夏の海水浴シーズン以外はこちらのキャンプ場、特に予約は必要ないでしょう。 朝のお散歩で一時間ほどキャンプ場の周囲を歩きましたが、出会ったのは自動車できた同じく犬の散歩の人が一人いただけでした。
● AM 09:00 ⇒ 福江港フェリーターミナルに戻りました。 到着した「福江港」に戻って来たのでちょうど島を一周したことになりますが、明日のフェリーを予約するため状況を聞きに来ました。 明日の「奈良尾港」行きのフェリーは、午後 11:145 の便は満車で、朝 08:00 の便なら空きがあるということでした。 今日一日でこの島の観光を済ませることが出来ればいいので一応この便と、その後の宿として有田温泉のRVパークの予約もここで済ませておきました。
● AM 09:30 ⇒ 福江港フェリー埠頭近くの 福江の武家屋敷跡を歩いてみる。 こちらは各家の土塀にその独特の特徴があるかつての中級武士の居宅があったという所で、こちらの「ふるさと館」では福江島の歴史や色々な手作り体験コーナー催し物などを行ってました。
この「武家屋敷通り:ふるさと館」の裏口を出た所に「天空の城ラピュタ」や「火垂るの墓」、「もののけ姫」や「時をかける少女」などの美術監督を務めた「山本二三美術館」がありましたので、こちらも見学していきます。 美術館といっても1863年に建てられた武家屋敷住宅を改装しての展示ですので、畳敷きですし展示は屏風形式が殆どです。 撮影が禁止されていたので写真はありませんが、山本二三氏のアトリエの再現展示や美術監督をした作品の展示など非常に質の高い展示がされ手ました。 恐ろしく鴨居の低い美術館の入館料は「五島観光歴史資料館」との共通券が¥500円となってます。
こちらの施設に駐車場はあるんですが、こちらまで入ってくる道からして小型車しか利用できません。混雑時には大変なことになるでしょう。 私は知らずに入ってきてしまったので、平気な顔をして普通車の列にねじ込みましたが、周囲の人に迷惑そうに睨まれてしまいました。
● AM 10:00 ⇒ 石田城(福江城)跡:五島観光歴史資料館を見学しました。 下の写真でお分かりのように、こちらは五島家第30代領主盛成公によって1863年(文久3年)に建てられたお城の跡地だそうで、明治政府によってその9年後に解体され、周囲の堀などは埋め立てられて学校や文化センター、そしてこの後見学する石田城(福江城)跡:五島観光歴史資料館などに建て替えられたのでしょう。
興味深い展示資料や係の人に勧められたシアターでドラマ仕立ての短い映画などを見ていたら、すっかり時間を費やしてしまいました。
● AM 11:10 ⇒ すごいスケールと迫力ある絶景!の「鬼岳」でした。 テレビの旅番組やドラマなんかで絶対に出てくる福江島を代表する場所がここ、「鬼岳」でしょう。
今回の旅、この島では外国人を含めてあまり観光客に巡り合わないと思っていましたが、こちらには数台のレンタカーが来ていました。やはり島に来たらここは絶対に外せないでしょう。
福江島の数ある展望所の中でもやはりこちらが一番の眺望・展望でしょう。 「ここからバラモン凧を上げたら気持ちいいだろうね〜!」などと話をしてたらカミさんが私を置いてどんどん山を登って行きました。
前面芝生のこの山は、海から町までぐるっと360度のパノラマで見渡すことが出来ます。伊豆高原出身のカミさんは「大室山の10倍のスケールだね。」って言ってましたが、こちらもやはり山焼きをするんでしょうね。
● PM 12:00 ⇒ お昼は「鬼岳四季の里」で名物の「五島うどん」を頂きました。 観光地が空いているということは、そこにある食堂も空いているということです。ちょうどお昼時にもかかわらず店内は二組程の客しかいませんでした。
店内に入ると「当店では乾麺を使用しているため、注文を頂いてから少し時間が掛かります。」というお触書が店にありましたが、それ程待たされずに注文の「カレーうどん」と「五島牛肉うどん」がやってきました。 どちらも甲乙付け難い絶品で、こちらで使用しているという乾麺をお土産に買い求めてきましたので、次回のキャンプでお会い出来た先着5名様にお裾分けします。
● PM 13:00 ⇒ 教会巡りを再開し、先ずは「堂崎天主堂」から。 福江島観光も二週目に入ります。福江港から前回通った島の周回道路である国道384号を外れ、県道162号に入り島の北側に向かいます。 所在のよく分からなかった「旧木の口キリシタン墓群」や「カトリック浦頭教会」を通りすぎ、狭くなった道幅の道をどうにか進み福江島北部の「堂崎天主堂」までやってきました。
一部の資材がイタリアから運ばれてきたというレンガ造りの教会は、現在長崎県指定の有形文化財として、また「キリシタン資料館」として、当時の教会建築の資料として一般公開されてます。 熱心な信者の姿には、心打たれます。こちらは施設の維持費として入館料¥300円が必要です。
帰り掛けに立ち寄ったご夫婦二人で営んでいるという菓子工房 nokonoki 巡礼カフェoratio さん、素敵なカフェスタイルのお店にも立ち寄りたかったですけど、テイクアウトで頂いた「堂崎マドレーヌ」美味しかったです。 こちらの海岸沿いの駐車場には、☆彡 キレイなトイレも水場もありますので「車中泊可能」です。
● AMPM 00:00 ⇒ 福江島最後の教会巡りは、「カトリック楠原教会」でした。 こちらは、下の写真にあるリブ・ヴォールト工法という特徴のある天井が見どころで、レンガ造り様式としては先程の「堂崎教会」についで古い建物といわれてます。こちら、拝観料入場料は無料です。
● PM 15:00 ⇒ 福江島観光の最後は、スーパーCITY でした。 この島の旅に関わらず、食事はコンビニでもレストランでも何処でも出来るんですが、キャンピングカーの旅では緊急用に最低でも二日分んぐらいの食料は常備しておきたいものです。 本日、福江島最後の温泉&宿泊地は先日訪れた島の反対側にある「荒川温泉・地域福祉センター」にしようか富江の「温泉センター・たっしゃかランド」にしようか迷いました。 「荒川温泉」まではナビを見るとたいした距離ではないんですが、明日の朝フェリーふ頭に7時には着いていたいので、昨日お世話になった港に近い方の「富江温泉センター・たっしゃかランド」経由で「さんさん富江キャンプ村」の駐車場に再びお世話になることにしました。
後で考えましたが、やはり「荒川温泉」へ行けば良かったかな?無難なパターンを選んでしまい、つまらない旅にしてしまったと、少々反省しています。 ここで明日から行く上五島の旅のためにスーパーの前にあるスタンドで給油しました。島内には何軒かスタンドがありますが、どこも価格の表示がなかったので「島中どこで入れても同じかな?」と思います。 島内で消費した燃料は40Lで¥7560円でした。L=¥189円でしたので高速道路と同じ価格でしたが、運賃が掛かっている島ですから納得の価格ですね。むしろ高速のスタンドの方が異常です。
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● AM 07:00 ⇒「福江港」で、乗船手続きが終了しました。 朝食を食べながら「福江港」の「奈良尾港」行きのフェリー乗り場に並んでますが、この便は電気屋さんや建築屋さんみたいに朝から仕事に行く人の足になっているんですね。 しかし、最後に手招きされて乗船口に向かうと「奈良尾港」行きの乗船はバックで入れというジェスチャーです。以前、北海道の礼文島から利尻島へ渡る時もバックで乗船しましたがそれ以来です。 多分、航路の途中で経由する港での作業時間稼ぎか?港の都合なのか?よく分かりませんが、向きが違う方が作業効率がいいんでしょうね。
● AM 09:05 ⇒ 定刻通り、穏やかに「奈良尾港」入港です。 前記しましたが、「福江港」〜「奈良尾港」行きのフェリーの運賃は、大人一人¥1030円、7m 未満の車とドライバーが¥10230円で合計¥11260円でした。 ここで、帰りの船が心配なので「九州商船」に連絡してみました。すると、どうでしょう。 佐世保行きのフェリーは、一隻修理のためドッグ入りしていて「来週の月曜日まで空きがない!」とのこと、「明日の夕方 16:35 の便なら空きがあります。」とのことです。
まっ、聞いて良かったです。上五島には二日間の滞在という制約が掛かってしまいましたが、「福江島」の観光経験から頑張って走れば一泊二日でも十分上五島を回れるだろうと思いました。 来週の月曜日まで丸々一週間もこの島にいる訳にもいきませんので、明日の夕方の便に乗ることに決めました。
● AM 10:30 ⇒ 上五島最初の訪問地は「日島(ひのしま)の石塔群」でした。 島の北西部にある「日島(ひのしま)」へは「奈良尾港」があった「中通島」から「上中島」、そして「若松島」から「漁生浦(りょうぜがうら)島」、さらに「有福島」と五つの橋を渡り、最後に「日島」へと辿り着く絶景の瀬戸を巡るドライブコースです。
地図をご覧頂くとわかりますが、「日島」は非常に小さな島です。ここに「石塔群」という観光名所があるので訪ねてきましたが、えらく時間がかかりました。 立派な五輪塔から大小の石積みまで石塔は様々ですが、これらの石は大陸との交易船が積み荷を降ろした際にバラストとして利用していた物だそうです。
当時は非常に高価な石材として価値があって大切にされていたのでしょうが、盛んにこの石が利用されていた頃はこの五島列島が大陸との重要な交通の拠点だったことは間違いないでしょう。
また、こちらは海水浴場としても有名な場所らしく、トイレやシャワーといった設備も揃ってます。
私にはちょっと無理ですが、後ろを見ないようにしてきれいな海だけを見て過ごせばこちらでキャンプできないことはありませんが、この時期は訪れる人が殆どいません。暗くなると怖いでしょうね。 勇気のある方は☆彡 こちらには写真のようにキレイなトイレも水場もありますので「車中泊は可能」です。
● AM 11:50 ⇒ 上五島の教会巡りの始まりです。 「有福島」の教会は事前にネットを見て調べたところ、ランクルで行った人の情報で「狭かった〜!下回りがガツンといった!」というレポートを書いていたので、こちらはパスします。
次に向かったのが「中通島」南部の聖ペトロ「桐教会」で、こちらも係の人にお目に掛かれなかったので外側から外観のみを拝見させていただきました。ビデオはちょうどお昼の時の鐘ですかね。
● PM 12:20 ⇒ 昼食のため、一旦「奈良尾」の街に戻ります。 奈良尾港のお姉さんに、美味しいお昼を食べさせてくれるレストランを紹介いただいてました。
長い旅をしていて節約できるのは食費だけですが、たまにはちょっと贅沢に食事するのもいいでしょう。こちらは五島のリゾートホテル「マルゲリータ 奈良尾」です。
コメントは要りませんね。お客さんは我が家ともう一組で、海の幸は新鮮で抜群の美味しさでした。
お昼時なので利用しませんでしたが、こちらのホテル「マルゲリータ 奈良尾」のお隣に「奈良尾温泉センター」という日帰り入浴の出来る施設があります。
● PM 14:40 ⇒ 午後は一気に島を縦断します。 お昼休みの後は、国道384号で「中通島」を一気に北上します。この道は「奈良尾港」と「有川港」を結ぶルートのため、上五島町から県道170号に入り、さらに北上を続けます。
● AMPM 00:00 ⇒ 上五島の最北端にある「津和崎灯台」に到着した。 カーナビによると「奈良尾港」からのルートは約50キロで、道幅が狭いので徐行しないと対向車とのすれ違いが難しいルートが延々と続きます。
途中休憩を含めて約2時間、対向車に気を付けながら走るのに飽きた頃、半島の先端にある「津和崎灯台」の下にある「椿公園」に到着しました。 こちらの灯台周辺には駐車場は二か所あり、どちらも数台程度の小さな駐車場ですが「椿公園」の方にはトイレ設備もあり、旅行者にとって有難いですし、やさしい思いやりですね。
こちらで同じく旅をされているという同年代のご夫婦とお会いし少しお話をさせて頂きましたが、この方達は福岡からこの島の先にある「小値賀(おぢか)島」を経由してからこちらの上五島に渡り、レンタカーを借りてここまでやってきたのだそうです。
● AMPM 00:00 ⇒ した。 ここ「津和崎」から見える島々は、「小値賀(おぢか)島」を始め「野崎島」や「宇久島」などが点在していますが、いずれの島へもフェリーで渡れます。しかし、滞在期間は一週間では足りないでしょうし、予算もだいぶ掛かりますね。 また、私達は明日の佐世保行きの便と、有田温泉のRVパークを予約してしまっているので、今回は諦めます。
「椿公園」に駐車して「津和崎灯台」へは写真のような階段になってます。ご覧のように犬を抱っこして登れましたので、見た目ほどキツくはありません。
● PM 17:10 ⇒ こちらは国の重要文化財に指定されている「青砂ヶ浦教会」です。 こちらは「津和崎半島」の付け根近くにある丘の上に立つ重厚なレンガ造りの建物です。残念ですが5時で閉館してしまい、見学することが出来ませんでした。
● PM 17:30 ⇒ 上五島の一日が目終了です。 本日はこちら、景色がいいので「有川港」に近い「蛤浜海水浴場」の駐車場にお世話になります。特にどなたかに断ることもなくお邪魔しましたが、海水浴シーズン前なのでだ〜れもいません。
このレポートの、その3へ続く! |
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